日本祭りのお手伝いをしてきました!!!!
13日からみんなで準備して、
土曜・日曜と2日間にかけて行われたこのお祭り。
対象は小学生で、
輪投げやらあてもんやら、
日本のお祭りをイメージしたブースがたくさんww
私はペットボトル釣りコーナーを頼まれました(*^_^*)
1日目も2日目も、数えきれないほどの子どもたちが来てくれました!!
両日とも、祭りの最後は素敵なコンサートで締めくくりました♪
準備中w
祭りが始まったら写真なんて撮るヒマなかったww笑
ぞくぞくとやってくる子供たち・・・
物売りのおばちゃんも休みの日なのにご苦労様です★
奥でやってるのは手形スタンプ★
みんなの手形でセネガル国旗をつくります!!
今回の祭りの実行委員長が活動でつくった世界地図!!
これも手形でできてる♪
素敵(*^^)v
私の担当。
ペットボトル釣りコーナー♥
地味だけど楽しいww
ディズニーランドのように並ぶ・・・ことのできない子どもたち;;
イスでアーケードをつくりました。
バオバブにぶらさがる国旗たち♪
こちらは習字コーナー★
自分の名前をひらがなで書きます。
「見て見て~!」とみせられた半紙には
「おまる」
と書いてあって、
「え?名前、おまるなん?!?!」
大爆笑の私ww
ぶんぶんごまを作るコーナー★
懐かしい~w
輪投げとコイン投げコーナー
キックターゲット
2日目の午後は椅子取りゲーム!!
子どもたちの興奮は収まりません;;笑
開始の合図を待つ子どもたちw
校舎の壁には隊員たちが授業で行った子どもたちの作品展示
みんな上手!!
セネガル料理、チェブジェンの絵♪
とっても楽しいお祭りやったけど、
悲しいこともありました。
この、素敵な作品たちも、この状態を保てたのも束の間・・・
1日目が終わるころにはあとかたもなく消えていました。
グランドにはビリビリに破かれた作品が転がり、
自分の作品でもないのに破ってもっていこうとする子どもたち。
写真展示部屋の写真も盗まれ、
せっかく前日に工夫して展示してあったのに部屋はぐちゃぐちゃ。
日本人スタッフを見つけては
「お金ちょうだい」「プレゼントちょうだい」「時計ちょうだい」
とねだる子どもたち。
無邪気に祭りを楽しむ姿は本当に微笑ましく、
見てるこっちも楽しかった。
でも、ボロボロになってグランドに散らばってる作品を拾いながら、
「どういう気持ちでこんなことするんだろう?」
頭にはハテナ?がいっぱいとんだ。
たしかに、日本みたいに何かのために順番に並んで待つことや、
何か展示物を鑑賞することなんてほとんど経験したことないセネガルの子どもたち。
やったことないのにいきなりやれって言われてもそりゃぁできない。
でも・・・
同じ絵はもう二度と書けへんねんで(;_;)
お金では買えないものがあるんやで・・・
そんな風に思ってしまうのは、やっぱり自分が日本人だからかな。
きっと、お金が十分にあって、
途上国の人らからみたら
明らかに贅沢な暮らしをしてる先進国で生きてきたからこそ、
そんな風に思うんやろか。
カラのペットボトルやダンボール、
ボールペンに壊れたハサミ・・・
なんでも欲しがるセネガルの子どもたち。
やっぱりここは途上国なのだと改めて思い知った。
そして最後に事件は起こった。
2日目のフィナーレをかざるコンサートの最中・・・
いつものように周りに集まる子どもたち。
満員電車でおしくらまんじゅうをしてるような状態の中、
コンサートは大いに盛り上がった。
片付けをして、一息ついて、ふとカバンの中を見ると、
そこに、私の大切なものたちはありませんでした。
えーっと、私のカバン、こんなにすっからかんだったかしら??笑
って笑い事じゃないんやけど・・・;;
ずっと身につけていたのに。
コンサートの前まではちゃんと私のカバンの中にいたのに。
でも、不思議と子どもを責める気にはなりませんでした。
だって、
素敵な時計をつけて、
買った水を飲んで、
こんなに盛大な祭りを開くことのできる日本人。
そりゃぁ、なんか1個くらいもらったっていいやん!って思うかもしれない。
どう見たってうちらの方が金持ちに見えるもんね。
実際、うちらの方が贅沢な暮らししてるやろうし。
一家に1台テレビがあって、
はさみやセロハンテープなんて、小学校に入ったら使いこなせるし、
一人1個、絵具持ってるし、
小学校にお道具箱は欠かせないし、
すべての教科書をひとり1冊ずつもらえるし、
遠足や修学旅行、発表会や運動会という楽しいイベントもあるし、
本当に、私たちって、なんて贅沢な暮らしをしてるんやろうって、
ここの子どもたちを見てると思う。
だから、すっごくショックなことのはずやのに、
妙に納得している自分がいて、
全然落ち込まなかった。
むしろ、
どんな気持ちでそんなことをしたのか。
一体、どういう風に使うのか。
彼らのことの方が気になってる。。。
大人でさえ、デジカメくれだのパソコンくれだの言うんやから、
そりゃぁ子どもだってマネして言うわな。
だから、責めることはしません。
でも、このままでいいわけはない。
いつか、
これはよくないことなんだって気付いてくれる日がくることを願います。
日本で育った私には、どう頑張っても彼らを理解することはできないと思うけど、
良い人もいれば、悪い人もいるのは、日本もセネガルも同じだし、
何が違うと言われたら上手く答えられないけれど、
半年経った今、そして残りの1年半の任期もずっと、
彼らのことを知り続ける必要がある。
2年では知り尽くすことはできないと思うけど、
ちょっとずつでも知ってることを増やしていこう。
それが、先進国で育って、途上国で働いている私が、
やるべきことな気がするから。
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除こっちゃん。。。
返信削除これを私のブログにリンク貼って引用させてもらうね。
最後の事件に考えさせられることが詰まってる。
途上国といわれる国でも,セネガルとインドネシアではまた違う。。
世界中の違いをどう受け止め,どうやって生きていくか。
今,私たちにしかできない経験をさせてもらっていること,そこで何を伝えるのが私たちの役割なのか。
帰国したら色々話そうね。
facebookとかで他の隊員の写真を見てても、同じ途上国でもアフリカとアジア圏、中南米ではそれぞれ全然違うなって思う。
削除やっぱりアフリカで、黒人の中で生活してる私たちはすごく目立つし、
ねえさんのブログとか写真とか見てると
「発展してるやん!」と感じるw
インドネシアから見て、セネガルってどう見える??
インドネシアの人たちも、なんでも欲しがりますか??
私のいるところは,比較的発展していると思う。
削除保健師とか栄養士で活動に行っている人の方が,もっと田舎で,それこそ井戸の暮らしとか。
インドネシアの中でも違いがものすごいんだ。
私から見たセネガルは,生活の途上国感?みたいなのは似てるなぁと思う。
そうだなー,インドネシアの人もモノを欲しがるけど,必要かそうでないかは分かってるのかもしれない。
なんかね,インドネシア人でも盗まれることにものすごく注意してね,「鍵かけなさい」「バックのチャック閉めなさい」「カバンは常に前に持ってなさい」とか,日本人に対してだけでなく,日常でお互いにそうなんだよね。
子どもたちも,ものすごい勢いで奪っていく,というのはないな。小学生でも。
その辺にいる大人が,そういう子どもたちを見たら,「こら!!1人1個でしょ!!」とか注意するし。
そういう意味では,私の暮らすところはおだやかな感じかなぁ。
語気は荒くていつも怒られてるというかあおられてるというかそんな感じはするけど。。。
こっちゃん、本当にいい経験してるね。
返信削除というか、私が考えさせられるわー。
私も、先輩隊員の実験クラブをやってるときに、
私のものが無くなったことあったけど、生徒達を責める気はしなかったな。
ベナンでも、すぐに
「お金ちょうだい」「時計ちょうだい」「ボールペンちょうだい」
「ピアスちょうだい」・・・・・
いろいろ言われる。
でも、それはこの国の文化みたい。
ベナン人同士でも、言い合っているから。
とはいえ、なかなかこの文化に慣れずにいるけどね。
バカンス中にセネガルに行くので、そのときにベナンとの違いを
感じられるといいなって思いますわ(^ー^)
なんか、貴重品だけ上手になくなってる感じがちょっと悲しいけどね。
削除あ。狙ってたんやな。タイミングみてたんやなって。
盗った子もそうやけど、それを見てる子も何人もいたはず。
でも、誰も私に言わなかった。
よく学校で言われたのを思い出す・・・
「見てる人も共犯です。」
でも、そんな授業、ここではやらんしな;;
誰一人、その行動をとめる人はおらんかったんか・・・と、
考えさせられるな。
セネガルで会えるのを楽しみにしていますw