2012年11月22日木曜日

ブログ移転

協力隊の合格が決まってから始めたこのブログ。

今日もいつも通りブログを投稿しようと思ったら、

「画像容量がいっぱいです。」

と言われ、

写真を載せれなくなったので、

新しくブログを始めました(*^_^*)


今までこのブログを読んでくださった方々、ありがとうございました!

これからはコチラをよろしくお願いします♪

セネガルで生きる☆
http://yaplog.jp/koppy-jesus/

2012年11月21日水曜日

情操教育の必要性

今日は5年生2クラスに授業。

水曜日は洗濯とかしたいから2クラスだけにしてるけど、
2クラスだけだと終わってから「あれ?今日はもう終わりか。」って、
体力の余ってる自分に気付くw

1日4クラス授業することに慣れてきたみたい♪

最初のクラスはとにかく元気いっぱい!

しかーし、先生が出て行ってしまった。

いや、このクラスの先生は私の分析によると良い先生(割と私の活動に興味あり)なはず、

先生なしでは授業をしないと決めている私。

さぁどうする?!?!

5分くらい待ってみた。

帰ってこない。。。

どうしよー・・・

と、悩んでいると、

ふと、子供達の姿が目に入った。

目の前の子供たちは、わくわく、キラキラした表情でこっちを見てる。

「始めてよー!」と、子供達。

うん。

子供たちは悪くない。

子供たちに「学びたい!」って気持ちがあれば、
先生のフォローがなくても伝わるはずだ。

もう、昨日までの私じゃない。

先生がいないからなんだ!

授業を始めよう。

子供たちのために。

そして、ひとりで授業スタート。

このクラスは1時間遅れてるから哺乳類と魚類の授業。

正直、先生のフォローがないと教えるのが難しい単元;;

「大事なのは気持ち。」

そう、自分に言い聞かせて、授業を進めていきました。

すると子供達、びっくりするほど私の話しを聞き、

「ここで質問です。」なんて言ったら、必死で耳をすませて質問内容を聞く。

そして、答えてくれる。

うるさい子がいると
「ちょっと!Annaの声が聞こえない!」って私のかわりに怒ってくれる。

教えるのが難しいと思ってた授業が、
驚く程簡単にスムーズに進んでいく。

呼吸・生活場所・体の表面・生殖(卵生か胎生か)・・・

そして、最後が難関の体温。

変温動物か、恒温動物か。

ここの説明が難しい!

ここはいつも先生と一緒に説明する。

うわーひとりでできるかー?!?!

と、その時。

先生が帰ってきたー!!!!

グッドタイミーング!!!!

いや、でも、帰ってきたからってフォローしてくれるとは限らない・・・

とりあえず、説明を続ける。

「さて、体温ですが、私の体温はだいたい37度です。私が寒いところ、たとえば気温5度の場所にいるとき、私の体温は何度でしょう?」

「5度!」

はい、素晴らしい間違いありがとうございますw

「5度?ほんとに?では、私が暑いところ、たとえば気温40度の場所にいるとき、私の体温は何度でしょう?」

「40度!」

「50度!」

笑。

半分くらいの子供は「うそー!」って顔をする。

それで私は40度と答えた子に向かって言う。

「君、暑いところ行ったら体温40度になるの?!それは病気ですねー。ねぇみんな?」

「はーい!」

「私たちの体温が40度とかになるときって、病気のときですよね?と、いうことは、気温5度のところで私の体温は?」

「37度!」

「じゃぁ40度のところでは?」

「37度!」

「そう、私の体温はいつでも37度。病気じゃなかったらね。こういうどこにいても常に体温が変わらない動物を恒温動物といいます。」

すると先生、頼んでなかったけど、私の説明をフォローして、
一緒に説明してくれました!!

うん。やっぱこの先生は割と良い先生だ。きっと何か用事があったんや。

そして魚は変温動物であることを説明して、イルカの宿題を出して授業終わり。

そして先生にお礼を言って帰ろうとしたとき、

先生がじーっと、私の板書した哺乳類と魚類の表を見ました。

そして一言。

「うん。これは大事な内容だ!」

いやーまぁ、あなた、前半教室にいませんでしたからね;;

今日はこういう勉強したんですよ。

と、思いながら「はい。」と答える私。

そして子供達と表を参考に復習を始める先生。

そして最後に子供たちに言ったこと。

「Annaの授業は素晴らしい。こうやって絵を使って授業をするとわかりやすいだろ?これはAnnaが描いたんだろ?すごいなー。私にはできない。だから、Annaの授業からしっかり学ぶんだ。Annaは私にできない授業をしてくれる。私にはこんな絵は描けない。いやー、Annaありがとう。本当にありがとう。」


なんだか、複雑な気持ちになった。

まー前からわかってたんやけどね。

私が素晴らしい教材を作れば作るほど。

セネガル人からしたら「すごーい!」って人ごとになることは。

セネガルではあまり情操教育は重視されていません。

それを今、小学校教諭隊員が、情操教育を広めようと活動を頑張っています。

図工や音楽や体育をあまり経験せずに大人になった先生たち。

だから、多くのセネガル人は、工作するにも不器用で、絵を描くのも苦手。

セネガル人はプライドが高いから、できないことはやりたくない。ていうか、やらない。


私が描いた魚の絵。

子供にも先生にも大好評で、
どこかで会うたびに「魚はどこだ?」って言われる。

たしかに、自分でもびっくりするくらい上手に描けた。

なんでこんなに上手に描けたのか考えてみた。

それは、私は図工や美術の授業を受けて育ったから、
だから、どうやって絵を描いたらいいかを知ってるからだ。

絵を描くとき、まずは鉛筆で下書きをすること。

そして、実際に描いていくときは、まずは形を描く。

そして、最後に色を塗る。

色鉛筆で色を塗る場合、

強く塗れば濃い色になり、

弱く塗れば薄い色になる。

重ねて塗ることで新しい色を作ることができる。

などなど・・・

これらは全部、学校で教わったこと。

当たり前のように描いてたけど、

もし、学校で習ってなかったら、こんなの描けなかったかもしれない。


セネガルでの私の仕事。


理数科授業の質の向上。


でも、そのためには情操教育が必要な気がする。

より質の高い授業をするために、

教材がないから作る。

でも、それを作れる技術を身につけていないと作れない。


日本だったら、

絵が下手ならパソコンで探して印刷すればいい。


英語の先生で、たとえ発音が苦手でも、CDが発音してくれたりする。

歌が下手でピアノが弾けない小学校の先生も、
CDでカバーできる。


先生が言った「私にはできない。」


その言葉から日本の子供達を思い出した。

よく言われた。

「勉強って何のためにするの?しなくても生きていけるやん!使わへんやん!」


私はこう思う。


勉強は「自分の可能性を広げるためにする」もの。


別に掛け算ができなくても、

字が書けなくても、

絵が書けなくても、

英語が話せなくても、

生きていける。


食べるものと、寝る場所があれば、人は生きていける。


でも、

もし掛け算ができたら、

もし字が書けたら、

もし絵が書けたら、

もし英語が話せたら、

できるようになることがたくさんある。


だからやっぱり、

勉強って大事だなって思う。


情操教育、大事だなって思う。


私は理数科隊員だけど、

図工も音楽も体育も大好きだから、

残りの任期、何かできることはないかな?って思った。



この前、私の家の警備員ハッサンに、

Anna新聞をあげました。

算数を教えてって言われたから、

算数の問題載ってるからやってみてって。


数日後、

「算数の問題できた?」と聞くと、

「まだだよ。」

「えー!なんで?難しかった?」

すると返ってきた返事はこうでした。

「とりあえず、フランス語勉強するよ。」


ハッサンは小学校6年生までしか学校に通っていません。

そのあとはずっと働いていました。

だから、自分の名前くらいしかフランス語で書けないし、

もちろん、フランス語も読めない。

小学校で習ったと思うけど、そんなの遠い昔の話。

だからきっと、私の書いた新聞の内容が読めなかったんだと思う。


でも、ハッサンはうれしそうに私の新聞を受け取ってくれて、

うれしそうな顔で「算数教えて。」って言ってきます。

もう40歳を超えたおじさんやけどねw


もし、私が警備員をクビにしたら、

ハッサンは無職になります。


小卒でできる仕事なんて限られています。


年下のセネガル人に雑用を頼まれることもあります。

でも、ハッサンは笑顔で対応します。

ハッサンは優しい人です。

だから、友達がたくさんいます。

1歳の一人息子がいます。

ハッサンはいつも私に

「稼いだお金は全部子供に使うんだ。それで、この子が大きくなったら海外留学とかさせて、海外で仕事をさせてやりたい。」

と夢を語ります。

「自分は?」と聞くと、

「私はいいんだ。子供にはいろいろさせてやりたい。だからちょっとずつお金を貯めようと頑張ってるんだ。でも、私にできる仕事は限られてる。でも、絶対子供にはいろいろやらせてやるんだ!」


ハッサンの、息子に対する思い、息子にかける夢に、なんだか涙が出そうでした。


もし、ハッサンが字が読めたら、

字が書けたら、

絵がうまいとか特技があったら、

中学校に行けてたら・・・


ハッサンができる仕事はもっとあるだろうし、

ハッサンの夢も、

「子供を海外に。ではなく、子供と海外に。」

になってたかもしれない。


知らなかったことを知ったり、

できなかったことができるようになったり、

勉強を通して、いろいろ学び、経験することで、

私たちは将来への可能性を広げてるんだと思う。


だから、やっぱり、

情操教育って必要だなって。


当たり前だと思ってることも、
案外、学校で習ったからできることなのかもしれない。

情操教育がないに等しい環境で育った先生たちに私が理数科教師としてできること。


残りの任期の課題です。

 

2012年11月20日火曜日

気持ち次第

今日は4年生1クラスと5年生1クラスと6年生1クラスに授業。

ほんとは6年生2クラスやったけど・・・
またまた先生お休み;;
やばいよーこのクラス2回も授業遅れてるよー;;

ま、どうにかしよう!クリスマスまでに終わるようにラストスパートかけるかな?w

最初のクラスは前に言い合い?になった女の先生のクラス。

今日は教室にいてくれた。
静かにしなさいって言ってくれた。

一緒に説明はしてくれなかったけど。。。

さて、内容は肉食動物。

まずは前回、ひとりでやった草食動物の復習から。

意外にも内容を覚えている子がちらほら!!

そういう子は授業態度が全然違う。

いきいきした目で私を見て、

今日はAnnaは何を教えてくれるんだろうと、わくわくしてるのが伝わってくる。

ま、そんな子は60人クラスで10人もいないと思うけど;;

私が理科の授業で大事にしてるのは「なぜ?」。

セネガルの先生は「これはこうだ。」って一方的に教えるだけで、
なぜ?には触れないことが多い。

まー教科書に書いてないしね。

単語覚えればテストはできるしね。

でも、「なぜ?」があるから理科はおもしろくて、

「そーなんか!」って思うから、単語が覚えられたりするんじゃないかな?

少なくとも私はそうだ。

草食動物の目は左右についてる。

なぜ?→後ろも見えるように。ライオンなどから逃げないと食べられるから。

肉食動物は犬歯が発達している。

なぜ?→肉をひきちぎるため。


とりあえず、先生の協力はまたまた全くなかったけど、
なんとか授業終了。

来週・・・4年生何をしよう??

あー、私を悩ませる4年生ww笑

考えます(-_-;)

可愛い4年生たちのために。


そして次は私が1番好きな先生、5年生。

不安しかないカエルの授業。笑

私はいつも授業をする前に授業がうまくいくように、子供たちに伝わるように、
こぶしを握って「よっしゃ!」と、気合いを入れますw

不安しかないカエルの授業。。。

いつも以上に気合いを入れて「よっしゃ!」と言いました。
あ、もちろん小声ですよ。学校内なのでw笑

カエルの授業・・・

難しいかもしれない。

しかも昨日は6年生で今日は5年生。

よけいちんぷんかんぷんかもしれない。

おたまじゃくしにキョトーン、ポカーンとなるかもしれない。

でも、授業者が「難しいかなー。伝わるかなー。」って気持ちで授業して、
伝わるわけがない!!

「伝えよう。いつも以上に伝えたいという気持ちを込めて授業をしよう。学んでほしい。楽しんでほしい。そういう授業になるように、まずは自分の気持ちから!」

そして、授業開始。

先生の素晴らしいサポートのおかげで、昨日より良い授業ができた!!

やっぱり40分くらいかかったけど、

子供たちは理解してくれてるように感じた。

彼らの目は、キョトーンでもなく、ポカーンでもなく、

へ~!という、新たなことを吸収する目だった。


授業が終わって、私も変わった。

不安しかなかったカエルの授業に自信がついた。

「伝わるかもしれない。」

うれしくて、先生にめちゃくちゃお礼を言った。

「この単元、難しいですよね。。。教えるのも、子供たちが理解するのも。でも、今日、私は本当に満足です!先生が一緒に説明してくれたから!そして、子供たちが理解してくれたから!本当に、本当にありがとうございます。」

すると先生は

「何言ってるんだ。当たり前だ!このカエルは君が作ったのか?これは君が描いたのか?この表も素晴らしい!こういう教材は本当に必要だ。ここには教材があまりないからね。素晴らしいよ。ありがとう。」

と、素敵な笑顔で言ってくれました。

「もし、今度、時間があれば一緒に作りましょう!先生にもきっと作れます!」

そう言って、教室をあとにしました。

そのあと、隣の5年生の先生とちょっとおしゃべり。

このクラスは木曜日の約束。

「木曜日は何をするんだ?」

「カエルについてです。ちょっと難しいですけど・・・。」

すると先生、あーこれは難しいわーみたいな表情;;

「でも、頑張ります!一緒に説明してください!」

と、私。

「ははっ;;そうだな。」

と、先生。

説明したところで理解できないよ。と、言われてる気がしました。

いや、この先生、すごく良い先生なんですけどね。

頭良いし。

私の活動に興味持ってるのに協力的ではないという謎の先生;;笑

そしたら急に、

「おたまじゃくしは何でフランス語でTetard(テタード)っていうか知ってるか?」

と聞いてきました。

「いいえ。」

「頭はフランス語で?」

「Tete(テット)です。」

「フランス語では、ard(アード)ってのはよくない単語につくんだ。悪口とかね。おたまじゃくしは頭でっかちで不細工だろ?だから、頭っていう単語にardをつけて、Tetard。」

「へ~~~~~!!!!すげー!おもしろい!!」

「フランス語はこんなんさ。」

ひとつ、勉強になりましたw

きっと私はおたまじゃくしという単語を一生忘れない気がしました♪笑

「こんな風にフランス語を学べたら、すごく覚えやすいですね。」

そう言って、また木曜日!と、その学校を去りました。



続きまして、A小学校。

6年生A組。私が教えてる中で1番頭が良いと思ってるクラス。

まずは哺乳類と魚類の復習。

さすがこのクラス、他のクラスの半分の時間で復習が終了。

イルカの宿題もばっちりだった(*^^)v

そしてカエルの授業。

折り紙のぴょんぴょんガエルで子供の心をつかんで、本題スタート!!

私が読む「カエルの物語」。

心を込めて、落ち着いて、伝わると信じて、読みました。

子供たちは食い入るように私の読む物語を聞いていました。

読み終えて、恐る恐る子供たちの顔を見ました。

それは、何かを吸収してくれた、理解してくれた顔でした。

担任の先生も、一緒になって、すごく真剣に聞いてくれました。

そして、そのあと、呼吸、生活場所についての説明。

卵生であることは物語の前に確認済み。


おたまじゃくしは水の中に住んでいます。では、呼吸はどこでしているでしょう?

誰かが答えました。

「肺!」

すると「え?そうなん?」となる他の子供たち。

「肺ですか?思い出してください。私たちは先週、哺乳類と魚類について学びましたね?魚類はどこに住んでたっけ?」

「水の中!」

「水の中で肺呼吸はできるんだっけ?」

「できない!」

「おたまじゃくしは水の中で肺呼吸するの?」

「それはできない!」

「じゃぁどこ?魚類はどこで呼吸してたっけ?」

「エラ!」

「そう。エラ呼吸でしたね。おたまじゃくしも一緒です。エラ呼吸です。でも、魚類と違うのは、あたまじゃくしはエラを体の中に持っています。だいたいこの辺です。(頭のちょうど真ん中あたりを指す)」

ほ~!と、なる子供たち。

「では、カエルになったときは?おたまじゃくしはカエルになると、水から出て、陸上で生活します。まーたまに水の中に入ったりもしますが、普通は陸上にいます。カエルになっても、エラ呼吸ですか?」

「ノー!」

素晴らしい!ここでノー!と言えるのは、陸上で生きる生き物は肺呼吸だと理解してる証拠です!

「エラじゃないならどこ?」

「肺!!」

「そう。カエルは肺呼吸です。カエルは子供のときと大人のときと、形も違うし、生活場所も違うし、呼吸の仕方も違います。すごくおもしろい動物です。」

そして、次に皮膚。

「カエルの皮膚は何で覆われているでしょう?毛ですか?」

「ノー!」

「じゃぁウロコ?」

「ノー!」

答えを聞くのは難しいので私が答えるんですが・・・;;笑

「カエルは粘液に覆われています。」

はい。この瞬間、だいたい子供たちは「?」になる。

まず、粘液っていう単語を知らないのでその説明。

「カエルを触ったら、手がベトベトします。あのー、糊を触ったときみたいに。それは粘液のせいです。」

「さて、なぜカエルの皮膚は粘液に覆われているか。カエルはどこで呼吸をするんでしたか?」

「肺!」

「そうです。肺です。でも、肺で呼吸をすることはカエルにとって少し難しいんです。だから、肺だけでは十分な呼吸ができません。なので、カエルは肺でも呼吸をしますが、皮膚でも呼吸をしています。でも、もし、皮膚が乾いてしまったら、カエルは呼吸をすることができません。そしたら、カエルは死んでしまいます。なので、カエルは皮膚に水分を保つために、粘液で皮膚を覆っています。」

なるほど~!といった雰囲気の子供たち。

なにより、ここで一番大きくうなずくのは先生!!

先生に反応してもらえると嬉しい♪

そして最後にカエルは変温動物であることを確認して、

最後の最後にあの、カエルの変態の折り紙の模型の登場!!

「今日は両生類、カエルについて学習しました。さて、ここに4種類の生物がいます。まず初めに、カエルが卵を産みました。さて、そのあとはどの生き物が出てきますか?」

と、いうふうに、4つの模型をカエルになるまで、どういうふうに成長していくかを確認します。

最初に足の生えたおたまじゃくしを選んだ子がいると、

「ノー!!」

と、みんなでブーイングw笑

ちゃんと理解している証拠です♪

おたまじゃくし→後ろ足の生えたおたまじゃくし・・・次は?というときに、

カエルの模型を選んだときもクラス中がブーイング!!笑

私も、
「後ろ足が生えたら、もうカエルになっちゃうの?!」
と、すこしいじわるをしますww

後ろ足が生えたら、次は前足、そしてしっぽが短くなってカエル。

この成長過程を最後に模型とともに押さえて授業終了。

すっごく楽しかった。

今までのカエルの授業で1番楽しく授業ができた!

昨日の反省を踏まえて授業内容をいろいろ改善したのもあるかも。

授業の台本は見ない!そのかわりに不安なフランス語の単語は小さいカンペを作りました。

台本はあくまでお守り。本番は見ない!

そして、復習の仕方も、今回のメインはカエルだから、

できるだけ時間がかからないようにでも、ちゃんとポイントを押さえれるように、

発問の仕方を変えました。

そのおかげか、いわゆる「流れる授業」ができた気がします。

教育実習のときに先生に言われたのを思い出しました。

「流れる授業ができてるときは子供は理解してついてきている。」って。

授業中、伝えたい気持ちに一生懸命なのと、

子供たちが吸収してくれるのがうれしくて楽しかったのとで、

時計を見るのをスッカリ忘れてました!

終わってから気付いて、時計をみると・・・


なんと、ちょうど30分でした!!!

どう頑張っても35分か40分かかってて、
いつも時間を気にしてた。

時間配分に悩み、時間が足りなくて焦り、
子供たちがおたまじゃくしを知らないんじゃないかってことを理由に不安になり、
私は無理なことを教えてるんじゃないかと病んだ。

でも、よく考えたら、逃げてた。

カエルがあまりいない。

おたまじゃくしも見たことがない。

本物は見せれないし、

映像で見せることもできない。

この単元を教えるのは無理じゃないか。

そうやって、諦めてた。


バカだ。

これじゃセネガルの先生と一緒だ。

あれがないからできない。

これがあったらできるのに。

だから、ちょうだい。


こういう、現地の先生が無理だと思ってることを可能にするために私はここにいるはず。

教材がない。

じゃぁ作ってみましょう!

作り方がわからない。

じゃぁ一緒に作りましょう!

材料を買うお金がない。

必要最低限で作れるものを考えましょう!


授業は、先生の気持ち次第で不可能を可能にする。


私は今日、無理だと思ってたカエルの授業を、

伝えたい、必ず伝わる!

そう信じて授業をしたら伝わった。


教材だってそう。


子供たちがわかってくれるなら・・・

って、少しくらい授業内容にお金をかけてもいいなって気持ちが先生にあるなら、

セロテープと色鉛筆だけでもいい。

そしたら、厚紙とか白い紙とか、どこかから見つけてこよう。

そうすれば、私が今作ってる教材は作れる。

先生の気持ち次第で、授業はいくらでも充実したものになる。

チョーク1本でも授業はできる。

なんなら、喋るだけでも授業にはなる。

子供たちが理解してるかは別として。


私が、自分で作った教材で授業をすることで、

セネガルの先生に
「何か教材を作って授業をしてみよう!」って思ってもらえる日が来るといいな。

難しいかもしれないけど、
無理かもしれないけど、
少しでも不可能を可能に近づけられるように、
諦めずに、頑張ろう。

気持ちで負けない。


週に1回はレストランでセネガル料理を食べる今日この頃♪
 
ここのレストランおいしい!!
 
そして通勤路の途中にあるから立ち寄りやすいww
 

 
今日のメニューは
MAFEとC'est Bon
 
MAFEは私の1番好きなセネガル料理なんですが、
C'est Bonって英語でいうとIt's good!
 
いや、名前が「おいしい!」って
それは食べるしかないと思って注文♪

 
こちらがC'est Bon♪
 
たしかにおいしい!!
タマネギソースとビサップソースと揚げた魚★
 
これでお値段500F(約80円)!!
安い!うまい!!
 
うん。週1でレストラン・・・ありですね(*^^)v


さて、明日も気持ちを込めた授業ができるように、
モチベーションあげてくぞー!!!!!

2012年11月19日月曜日

今日の反省。

今日は6年生3クラスで授業。

待ちに待ったカエルの授業です!!!!

月曜日はいつも勝負の日。

時間をかけて準備した教材や授業案がうまくいくかどうか、試す日。

だから、いつも月曜日のクラスは最初だからさぐりさぐり授業をしてて申し訳ない;;

でも、月曜日の3クラスはどこのクラスも先生も子供たちも私に協力的でほんとありがたい♥

君たちのおかげで私が1週間の授業を頑張れているのは間違いない!!

さて、カエルの授業。

私の持ち時間は30分。。。

でも・・・今日は3クラスとも時間オーバーしてしまった;;

いや、準備の時点で「30分はキツイなー・・・;;」と思ってたんですよ。

でも、どこを省いていいかわからず、結局40分くらいかかってしまいました。。。

ま、予想通りっちゃー予想通りなんですが;;

30分でできなかった理由。

私の授業はいつも前回の復習から始まります。

今回の復習は、前回やった哺乳類と魚類。

そして、宿題で出した「イルカは哺乳類?魚類?」の確認。

はい。ここまでで10分経過。

残り20分。

カエルについて使える時間は20分。

しかし・・・おたまじゃくしを知らない子供たち。

どうしても理解するのに25分・・・いや、30分かかる。

まー私は今日最初の授業だったから、もうちょっと慣れてきたらあと5分くらい縮められるかもしれんけど・・・

うーん。。。

最初、折り紙のぴょんぴょんガエルで子供たちをひきつける。

ぴょんぴょんさせて、「これなーんだ?」

すると誰かが「カエル!」って言ってくれる。

ここまではOK。

カエルは見たことがあるかわからないけど、みんな知ってる。

さて、ここからが問題。

「今日は両生類、カエルについて学習します。」

といってやっと本題スタート。

まずは彼らの知ってるところから。

「カエルは卵生?胎生?」

「卵生!」

あたりまえのように返事が返ってくる。

「カエルは卵生ですね。カエルはものすごくたくさん卵を産みます。1000とか2000とか、20000個も産むカエルもいます。」

ここまでは子供たちが理解してついてきてるのを感じる。

さて次。

「カエルはどこに住んでる?」

だいたい、「水中!」か「陸上!」って返事が返ってくる。

素晴らしい。いろんな意見がでるのはいいことだ♪

ま、「森!」とか言われてびっくりしすぎて森っていうフランス語が最初何かわからんかったクラスもあったけど;;笑

いや、森にもいるとは思うけど、哺乳類は陸上、魚類は水中と学んでからの「森」。

いやーさすがっす。笑

そういうの嫌いじゃないっすw笑

そこで答えを言わずにカエルの物語を読む。

ここからが難しい!!

おたまじゃくしの登場。

キョトンとなる子供たち。

カエルが卵を産み、

卵から何かが出てきた・・・

おたまじゃくし。

おたまじゃくしは水の中に住んでいる。。。

そして後ろ足がはえ、前足がはえ、しっぽが短くなってきて・・・

最後にカエルになりました!!


子供たちの反応。。。



キョトーン・・・



笑。

人って、見たことないものを見たり、知らないことを聞いたりするとこういう感じになるのか!と、私。

きっと、子供たちは大パニック!

「ん?カエルは子供の時はカエルじゃなくておたまじゃくし?んで、足がはえてしっぽがなくなってカエルになる?!?!?!ん?!?!」


そこから、私と子供たちの戦いが始まる・・・

説明をする私。

必死で理解しようとする子供達。

まー結局、カエルは子供のときはおたまじゃくしで、おたまじゃくしは水の中に住んでて、んで、水の中に住んでるってことは魚と同じエラ呼吸なんですよ。
んで、大人になったらカエルになって、陸上に出てきて、そしたら陸で生きてるから肺呼吸になるんですよ。

大きくなるにつれてエラはなくなり、少しずつ肺ができてくるんですよ。


キョトーンから

ポカーンになる子供達。笑


でも、必死で板書をうつして、理解しようとしてくれてるのが伝わってくる。


授業をしながら思った。

セネガルのカリキュラムには「カエル」が入ってる。

両生類っていう単語も教科書にあって、習うんやと思う。

でも、もしかしたら、おたまじゃくしのことは勉強しなくて、

「カエル」についてだけを学ぶのかもしれない。

カエルは肺呼吸。

カエルの皮膚はむき出し。(毛もウロコもない)

カエルは変温動物。

カエルは卵生。


以上。


あとはカエルは何を食べるとか、どこに住んでるとか、
そういうのを学習して終わりなのかもしれない。


もしかしたら私は余計なことをしてるんじゃないだろうか。

別におたまじゃくしなんて知らなくても生きていけるし。

カエルの子がおたまじゃくしだと知ったところで、何がどうなる?

おたまじゃくしを見たこともない子たち。

あ、そーですか。としか言いようがない。

どんなに一生懸命絵を描いても、

折り紙でカエルを再現しても、

やっぱり本物には勝てないし、

でも日本みたいに映像で見せることはできないし、

本物を捕まえてくるのも難しい。

知らない生き物の授業をされて、果たして子供たちは楽しく何かを学べたんだろうか。

その答えは多分来週わかる。

正直、先週の授業も自分的には微妙だった。

哺乳類と魚類。

難しい単語も出てくるし、30分かつかつに授業して、

あーなんか一方的に授業しただけかもって思った。

でも、今日、前回の復習をしたときに、

クラスによって反応が全然違う。

前回のことを全然覚えてなくて、当てずっぽで答えるクラス。

ノートを広げてそれを見ながら答えるクラス。

何も見ずにもわかってて、「私が答える!」「いや、俺が!」ってめちゃくちゃ手があがるクラス。

イルカの宿題、ちゃんとやってきたクラスは本当に感心した。

ちゃんと説明までつけてくれて、素晴らしかった!!

先週やったことは無駄じゃなかったって思えた。

今週の授業はどうかな?

今日は初めての知らないことにびっくりしたやろうけど、
時間が経って、一週間経ったら、
ちょっとは理解できるようになってるかな?

自信ないなー。
不安だなー。

先生に
「ティエスにはカエルあんまいないし、難しかったですかね?子供達、理解してますかね?」
って言ったら、

「大丈夫、大丈夫!彼らは理解したよ!」
って言ってくれたけど・・・

でも、こんな気持ちで授業してたら伝わるもんも伝わらん!!

やるって決めたんやからやろう。

明日もカエルの授業・・・不安しかないけど頑張る!!!!笑

 
休み時間、暇だったので秘書の先生の部屋を覗いてみたw
これは・・・手作りの人体模型?!

 
手作りのセネガル地図?!
その横に見えるのは・・・
鍵盤ハーモニカ?!?!?!
 
鍵盤ハーモニカあるやーん!!
音楽やろっかなw笑

 
これは・・・いろんな地図とか絵とかかな??

 
めっちゃ汚かった倉庫のような部屋が、
新しく秘書になった先生のおかげでこんなにスッキリw
 
ダンボールの中は全部先生のための教科書。

 
こちらが今年から秘書になった先生。
去年は3年生の担任でしたw
 
数学にとても関心があって、
Anna新聞の問題を必死で解いてくれています(*^_^*)
 
 
今日は日本産、必殺生姜焼きのタレ!で、
久々に羊肉で生姜焼き♪
 
さすが日本産。
羊肉だろうと結構うまい!!


さて、この「クリスマスまでとりあえず理科の授業をやってみる作戦!」も、
全6回中すでに3回が終わり、折り返しました!!

第1回:羊の体の中(臓器・消化について学ぶ)
第2回:草食動物と肉食動物
第3回:哺乳類と魚類
第4回:両生類(カエル)

今週頑張れば、来週はちょっと気分転換にお休みさせてもらう予定です♪

イスラム新年のタマハリというお祭りもあるしねヽ(^。^)ノ

自分が授業をすることでできた悩み、それはきっと先生の悩みでもあると思う。

このセネガルという環境で何をどう教えるか。

教材の不足した中で、どうしたら楽しく学べる授業になるか。

この2か月で感じたことを、
1月から始まる教員養成学校の学生たちに生かしていけるように、
残りの1か月も私なりの授業を試していこう。

ほんと、フランス語もうまくできない私に、
こんなにたくさん授業をさせてくれる先生、
そして、私のフランス語で必死に理解してくれようとする子供たち、
日々、感謝。

今、していること、決して無駄にしません。

悩むこともあるけど、とにかく今は前を見よう。

それで、ひとしきり終わって落ち着いたら、
ちょっと立ち止まって後ろを振り返ってみよう。

それまで走ろう。

今止まると、次が歩き出せなくなる気がする。

さぁ、明日も一歩前へ。

2012年11月17日土曜日

絵だけの絵本 ~カエルを見たことがないかもしれないセネガルの子供たちへ~

 
あるところに1匹のカエルがいました。

 
カエルが卵を産みました。
いやーたくさん産みましたねー;;

 
卵から何か出てきました。
さて、卵から出てきたのはどっち?!?!

 
正解はおたまじゃくしです。
カエルは赤ちゃんのときはおたまじゃくしとして水の中に住んでいます。

 
何日か経って、
おや、後ろ足がはえてきました。

 
さらに数日後。
前足もはえて、しっぽが短くなってきました。

 
ついにカエルになって陸の上に出ていきました。
 
 
カエルが卵を産みました。。。

 
卵から何か出てきました・・・
 
 
と、いうふうに、永遠に終わらない絵だけの絵本。
 
 
カエルの変態を学ぶために作りました。
絵本というか紙芝居というか・・・って感じですが;;笑
 
これに穴あけパンチで穴をあけて、ヒモを通して、バラバラにならないようにします。
 

材料節約のために厚紙の裏表に絵を描いてるので、
この絵本はたったの3枚!!


なぜ、絵だけの絵本にしたか。


私が今作ってるいろんな教材は、
帰国までにどこかに寄付する予定です。

それが小学校なのか、配属先の教員養成学校なのかはまだ決めてないですが、

その寄付した後、

もし、先生がこの教材を使って授業をするとき、

内容は自分で考えてほしいから。


絵を通して、何を子供たちに学ばせたいか。


先生によって内容の変わる絵本。

私は、私の方法で、これを使って授業をします。


私が注目したいのはやっぱり呼吸。

おたまじゃくしはエラ呼吸、カエルは肺呼吸。

その違いをはっきりさせたいから、
背景の色をおたまじゃくしは水色に、カエルは茶色にした。

さて、来週はこないだの折り紙の教材とこれとでカエルの授業ww

子供たち、おたまじゃくし見たことあるんかなー??

明日は日曜日!

1日かけて授業案作るぞー!!!!

今日のお昼は急に餅が食べたくなったから
貴重な日本食をフル活用して
餅キャベツ焼き★
 
簡単やけどおいしいww

 
夜は前から決めてた!
タコ飯!!!!
うまーーーーーいwwww
 
あとは最近羊肉に飽きてきたので
ウインナーとキャベツの和風卵とじと
味噌汁と野菜
 
いやータコ飯!!うまい!
めっちゃ作ったから冷凍して当分タコ飯を楽しめるヽ(^。^)ノ
 
今気付いたけど・・・
私、タコ好きやわ♥!!笑


今日は文房具屋さんにセロテープを買いに行ったら
店員さんのお姉さんがめっちゃ優しくて可愛くて癒されました♥

これで来週の授業も頑張れそうだw

2012年11月16日金曜日

4年生と私

今日は4年生4クラスで授業。

本当は5年生とも約束してたけど、
朝行ったら違う授業中で、なんだかすっごく素敵な雰囲気やって、
楽しそうやなーと思ってたら先生に
「来週でもいいかしら?」と素敵な笑顔で言われたので、
このクラスは来週に延期。


気をとりなおして4年生のクラスへ。
まずはJ小学校の4年生。

このクラスの先生はAnna新聞をいつも楽しみにしてくれてるいい先生♪
あの、先週休みやったけど他の先生に頼んでくれてた先生。

しかーし!授業の準備をしてるといつのまにか先生がいない!?!?!?!?

まじかー!いやーこれはひとりでやるパターンですか?!?!
いや、あの先生に限ってそんな冷たいことはしないはず・・・
きっと何か用事なんや!うん。そのうち戻ってくるやろう。

と、先生が戻ってくることを信じてひとりで授業を始めました。

先週の草食動物の復習から、本題の肉食動物へ。

子供たちはそんなにうるさくならないけど、
しかし先生が帰ってこない。。。

そしてやっぱり4年生はフランス語の知ってる単語が少ないから、
私の言ったこともたまに「?」ってなる。

授業をしてみて思うのは、
5年生と6年生は私のフランス語の説明で理解できるけど、
4年生の語学力は多分私と同レベル。

だから、私が知らなかった単語、つまり、私が辞書で調べて覚えて説明してる単語を言っても4年生はポカーンてなる。

そりゃそうだ。
私だって知らなかったんだから。

そんなこんなで無理やり授業を終了。

結局先生は帰ってこなかった。

ショボーンとしながら考えた。

5年生と6年生は私の説明や授業内容を理解して、
「へ~!」とか「なるほど~。」とか、私の授業から学んでくれているのを感じる。

そして、それを楽しいと言ってくれる子供達がいる。

でも、4年生はどうだろう?

まず、知ってる単語が少ないから、「なんで?」の前に「その単語は何?」ってなる。

知らない単語の「なんで?」を説明されても、「へ~!」とはならず、
ポカーンとする子供たち。

ただ、私の描いた絵を見て驚いたり、喜んだり、
それは学びじゃない。

今の私のレベルじゃ、4年生以下の子供たちに自分の専門でもない理科を教えるのは無理なのかもしれない。

私は子供達と遊ぶために理数科教師としてセネガルにいるんじゃない。

先生たちからもらってる貴重な30分。

ただの遊びになるならやめたほうがいい。

自分の今の力を認めよう。

私には無理だ。

根本的に、中学教師を目指していた私、
ちびっこの扱い方がわからない。

一緒に遊ぶならいくらでもできるけど、
教師として、何かを学ばせるには経験もないし、どうしていいかわからない。

そんな私が偉そうに「こんな授業どうですか?」ってベテランのセネガルの先生たちの前でできない。子供たちに楽しく学べる授業なんてできない。

先生たちのほうが、よっぽど子供たちのことわかってるし、
教えるのもうまいし、ひきつけるのもうまい。

できないことはやめよう。


そう思いながら、
約束していた次の4年生のクラスへ。

この先生は私に、4年生のレベルにあった授業をしたほうがいいと気づかせてくれた先生。

だから、草食動物と肉食動物を別々でやることに決めた。

その先生と一緒に、草食動物の特徴についての授業。

これはまた、新しい授業スタイルで授業ができた。

私がまず、自分のシナリオで授業を進めていく。

でも、途中で先生が説明しなおしてくれたり、小声で私に指示をしたりする。
「こうしたほうが子供達がわかるよ。」って。

それで、すかさず先生の指示を取り入れてアドリブで説明する私;;

いやー準備してないことを話すのは緊張する( ̄▽ ̄;)

私のフランス語能力・・・頑張ろう;;

授業内容を考えるのは私だけど、私の進め方と先生の考えを取り入れながら進める新しいスタイルだった。

私にとってはすごくハイレベルな授業やけど、おかげで子供たちも理解してくれたし、
なにより先生が協力してくれるのがうれしい。

この先生には今後もいろいろ相談できそうだなって思った。

来週は肉食動物です。よろしくお願いします。と言ってそのクラスを去りました。

さて、さっきのクラス、あのクラスはもう肉食動物も今日で終わったし、4年生・・・やめるなら今だ。

うん。4年生は難しいからやめるって言いに行こう!諦めも肝心!!

そう思いながら中庭でひとつの決心をしていると、さっきいなかった4年生の先生が私を呼んだ。

「今日はなんの授業をしたんだ?子供は理解したか?」

「今日は、肉食動物についてやりました。先週、先生が休んでいたとき、草食動物についてやりました。でも、私のフランス語では4年生の子たちは理解するのが難しいと思います。多分、今日の授業も理解してないと思います。私がひとりで授業をしても子供たちは理解しないと思います。」

「たしかにそうだ。わかった。次はいつ来るんだ?次は私も後ろにいて、一緒に授業をしよう。それがいい。」

「先生も一緒に説明してくれますか?」

「もちろんだ。来週は後ろにいる。」

「わかりました。じゃぁ来週も来ます。よろしくお願いします。」


あれ?!つい数分前に4年生はやめようと決心したところなんですが・・・

もう、4年生にたいして自信喪失してたはずなんですが・・・

先生に一緒に授業をしようと言われたらOKしてしまったよ!!!!笑


いや、これはきっと神様が、もうちょっと4年生も頑張れって言ってるんやな;;

てか、前回は一緒に素敵な授業をしてくれたのに、2回目になるとほったらかしになる先生が多いのはなぜだ?!?!

私のフランス語が通じるとでも?!?!
毎回授業の前に「一緒に説明してほしい。」ってお願いしないといけないのか?!

うーん。難しい。。。

4年生・・・不安ばかりが大きくなる今日このごろですが、先生と一緒なら頑張れると信じて、もうちょっと頑張ってみようと思います。


続いてA小学校。

この学校は本当に頭がいい。

同じく4年生に授業をしたけど、草食動物についても肉食動物についてもちゃんと答えが返ってくる。

最初に授業をしたA組。

「草食動物って何?」って聞くと「草を食べる動物」って答えが返ってきた。
素晴らしい。さっきの小学校では同じ4年生でも草食動物っていう単語を知らなかったのに!!

「では、今日は草食動物について勉強します。」と私がいうと、
先生が鼻で笑った。

「フン。彼らはもう知ってるよ。もう勉強した。今、草食動物は草を食べる動物だって答えたじゃないか。」

いや別にこの先生、いじわるで言ったんじゃないと思う。
この先生はすごく頭がいい。
この前、算数の素敵な授業をしてた先生。

でも、ちょっとムカついたから言い直した。

「今日は、草食動物について観察していきましょう。」

たまーにある。私の授業にちょっといじわる言う先生。
いるよねー教育実習のときとかいじわる言ってくる先生。

たいがい、そういう先生ってのは頭がいい。
だからプライドがすごく高い。
私みたいな若いのが教えてるのを何かつっこみたくなるんやと思う。

あ、でも、そんなことでくじけるような私じゃないんで。

教育実習のときとかめっちゃ怖い先生が担当やって、
女子は絶対泣く&ゲッソリする&実習中寝れない
と、有名な先生やったけど、

1ヶ月間、どんなに悔しいことを言われても、けなされても、泣くことなく、
先生をうらむこともなく、
ばっちりごはんも食べ、
睡眠も毎日6時間とって、
実習最終日に「女子で泣かなかった実習生は君が初めてだ!」と先生に驚かれ、
なんなら、楽しく世間話ができるくらい先生と仲良くなりましたからw

ま、とにかく、気が強いんです(*^^)v笑

さて、気をとりなおして授業再開。

いつも通り、作った馬の教材で授業をすすめる私。

するとそれを見た先生。

急にチョークを持って黒板に何かを描き始めた。

ライオンが草食動物を食べる絵だ。

おー!!!こんな短時間で絵が描けるとは!すごい!これは先生の才能だ!

と、驚く私。

そしてその絵を使って一緒に説明をする先生と私。

多分、私が絵を使って授業をしてるから、自分も描けるぞー!って見せたかったんだと思う。

絵を使いながら説明するときの先生の私へのドヤ顔といったら・・・w笑

そのあと、子供と先生が肉食動物が草食動物を食べる場面のプチ芝居をして、
楽しげに授業終了。

いやーよかったんじゃないか?

なんか最終的に先生に持っていかれたけど、
先生が授業をすることがメインだし、私はそのひとつのアイディアとして授業をしてるわけだし、
私が始めたアイディアをもとに、先生が授業を展開していった。
しかも私がおさえたいポイントはちゃんとおさえることができたし、
うん。よかった。

これまた新たな先生との授業スタイルww

今日は新しい授業スタイルを2つも体験できたヽ(*´∀`)ノ

プライドの高い人ってのはきっと褒めるとのびると思うから、
最後に先生をベタ褒め。

「いやー先生、絵を描くの上手ですね!こうやって、絵で教えるのはとっても大事なことです。子供達が理解するのにすごくいいです。そして、今日みたいに一緒に授業ができて本当に私は満足です。これからも一緒に説明してください。そしたらきっと、子供たちは理解してくれると思います。」


最初は「草食動物はすでに習った。」と言っていた先生だけど、
やっぱり、「なぜ?」の部分には食いついてくれる。

きっと、「草食動物は草を食べる動物です。例えば、馬、牛、キリン・・・」
みたいなことしか教えてなかったんやろうなと思う。

でも、もし先生の教科書に目の位置とか、草食動物はひづめを持ってるとか、
載ってなかったとしても、教科書に載ってないことも、授業のネタのひとつに加えることで、
授業が、より興味深い内容になると思う。
それが伝わってるといいなー。

そして最後にB組でも授業をして今週の授業終了。

B組は先生の助けもあって、本当に覚えがいい。

同じ4年生でもこんなにも差があるんだからおもしろい。

しかし・・・もっと言葉が話せたらなー。
そしたら、先生たちみたいに楽しく冗談とか言いながら授業できるのに。

いや、でも、私は冗談言いにセネガル来たんじゃないし、
言葉で、説明で、表現で楽しい授業をすることは先生たちはもうできてる。

先生ができることを私がしても仕方ない。

先生ができないことをしなきゃ。

あーとりあえず4年生どうしよう。。。

来週どんな授業しよう。。。

4年生の先生はみんな協力的で頭がいいから余計に悩む。

「これくらいだったら俺でもできる。」って思われないような内容にしなきゃ;;

うーん。。。でも4年生の単元は内容があっさりしすぎてて・・・
簡単なことほど教えるのが難しい。

考えすぎると簡単なのになんだか難しい説明になっちゃったりするし;;

これからは4年生との戦いになりそうです!!!!

頑張ろう!!!(^o^)/


 
ずっと作るかどうか迷ってたけど迷うなら作っちゃおう!
ということで、作りました。
動物の分類の復習教材。
 

 
とりあえず前回の哺乳類と魚類の復習ができるように
カードを準備。

 
哺乳類。
うまくカードを入れるとこんな感じ♪
 
 
魚類はこんな感じ♪
 
子供たちにカードを全部渡して、
必要な分だけ使って表を埋めてもらう予定(*^_^*)
 
教える教材としては微妙かと思ったけど、
ま、復習をいかにてっとり早くわかりやすくするかも、
時間短縮の教師の技ということでw


 
今日のメニュー★
 
温めたごはん
サラダ
ナスとピーマンのポン酢生姜あえ
じゃがいもモチ
 
居酒屋メニューみたいになっちゃったけど
なかなかおいしかった(*^^)v
 

さて、今週末はカエルの生態について勉強しよーw

あーそして4年生どうするか考えなー;;

でも久々に家でのんびり教材研究できそうです♪

2012年11月15日木曜日

先生のつぶやき

今日は4年生1クラスと5年生2クラスで授業。

本当は4年生2クラスの予定やったけど、
朝9時・・・

約束のクラスに行くとなんと体育の授業中。

セネガルで体育ってか情操教育をするのは珍しいので、
とりあえず終わるまで待ってみることに。

体育っていっても、なんていうか、集団行動の練習って感じで、おもしろくはない;;

「そ~いやおとといもこのクラス、体育してたなぁ~・・・。」

とか思いながら見学してると9時15分頃体育終了。

教室に戻る子供達。

するとすぐに授業が始まった。

このクラスは女の先生と男の先生の2人担任なんやけど、
女の先生が授業をすることが多い。

多分、男の先生がベテランで女の先生が割と新人なんやと思う。

今日の体育も女の先生がしてたし、そのあとすぐに始まった授業も女の先生がしてた。

すると、男の先生がふと教室から出てきたから、話しかけた。

「あのー・・・木曜日の9時って約束してましたよね?今日は無理そうですか?」

「木曜日の9時。。。いやね、彼女、体育してただろ?今度テストなんだって。体育と音楽の。だから、彼女、毎日朝の8時から9時まで体育してるんだ。それで、体育に時間を費やしてるから、ちょっとこのクラスでは君が授業するのは難しいかなー;;他のクラスに頼んでみたらどうだ?」


なるほど。そういうことね;;

セネガルでは、体育の授業をちゃんと教えられるかみたいな先生のテストがある。

これは去年から聞いてた。

だから、セネガルの体育といえばいつも一緒。

先生のテストのための集団行動ばっかり。

それで、普段は時間割を無視して体育なんてしてないのに、

自分がテストとなると毎日するのね;;笑

ま、別に無理に私が授業をする意味もないので、「テスト頑張ってください♪」と言って、
そのクラスでは今後、授業をしないことになりました。

別にその先生、悪い先生じゃないし、テストがあるのは仕方ないことなので、
また、いつかの機会にでも一緒に活動できるといいなと思い、
とくに落ち込むこともなく、次のクラスへ。

5年生。

このクラスの先生は私の活動にすごく興味を持ってるし、とても優しくてよく話すんやけど、
なぜか私が授業をはじめると教室の外から見て手伝ってくれない謎の先生。笑

まー5年生は私のフランス語で理解してくれるし、いいんですけどね。
先生も私の授業を見てないわけじゃないからいいんですけどね。

哺乳類と魚類の授業でした。

一通り授業を終えて、少し時間があったので、先生と話しました。

「哺乳類と魚類ですが、ここはなかなか難しい単語とかも出てきて、子供達が理解するのは難しいですね。私にとっても、難しいフランス語やうまく説明できなくて難しいです。だから、もし何か加えることなどがあれば、言ってください。そのほうがきっと子供たちの理解も早いはずです。」

「はっはっは。そうだな。まーでも、また私が教えるときに話すから大丈夫だ。たしかにこの単元は難しい。でも、だからこそ、今日君がしたみたいに、絵を使って授業をするのはいいことだ。これは君が描いたのか?本当はパソコンがあればなぁ。そしたらプロジェクターでライオンが動物を食べているところとか、魚が泳いでいるところとか、動物の様子を映像で見せることができるのに。。。」

「そうですね。日本では理科の授業はよくパソコンなどを使って映像を見せて授業します。」

「でも、セネガルにはそんなものない。はぁ~。」


なにも言い返せなかった。


私が子供の頃教わった理科は、テレビで映像を見ることはもちろん、
実際に青虫を教室で飼って蝶になるまで育てて観察したり、
メダカを飼って観察したり、
すぐそこに川があったから、魚の存在も身近だったし、
なにより、四季があるから、植物や動物を観察すると変化があってとてもおもしろい!

でも、セネガルはどうだろう。

まず、乾季と雨季しかない。

気温に多少の変化はあるものの、
日本のようにそこらに生えている植物の種類は豊富じゃないし、
バッタや蝶も見かけるけど、どこに行ったら青虫とかみつけられるのかいまだにわからない;;

植物の観察をしようにも、
雨季は暑いから学校は長期休みでないし、
となるとほとんど植物のない乾季に学習することになるけど、
そのときはすでに植物はほぼないに等しい。

セネガルは日本みたいに島国じゃないから、内陸は海が遠いし、川もないから、
水中の生物と関わるときがない。
魚を食べるけど、それは海からあがった魚が運ばれてくるから、
魚が泳いでる様子を見ることもない。

だからこそ、映像などで見ることができたらどんなに子供たちは理解しやすいか。

すべて想像。
先生の説明と板書がすべて。

まーそのかわりに羊とか馬とかがそこらじゅうにいることを生かした授業ができるのかもしれないけど。

だからきっと、草食動物と肉食動物の授業は子供たちにとって、
すごく興味の持てる内容だったと思う。

魚は、食べるときにお母さんがウロコをとってるのを見たり、
そういう意味では身近なのかもしれないけど、
生きている魚を想像するには、
多分、見たことない子供達がいっぱいいるんだと思う。

魚は泳ぐ。

魚は卵を産む。

魚は水の中でエラを使って呼吸をする。

魚は水から出るとピチピチはねることとか、
息をしようと必死でエラを動かすこととか、
きっと、見たことがない子がたくさんいる。

多分、自分の生まれた町や村で、他のどこにも出かけることなく、
一生を終える人がたくさんいる。

それに比べて私はというと、
生まれたときからおもちゃという遊び相手がいて、
公園に行けば遊具を使って体を動かすことができ、
春には蝶と綺麗な花たちに囲まれ幸せな気分になり、
夏には花火を見たり、おばあちゃんの家に遊びに行って海に入ったり、キャンプをしたり、
秋にはコオロギをつかまえたり、学校で運動会や学芸会を頑張ったり、遠足に行ったり、
冬にはたまに降る雪を見て喜び、春はまだかなーと待ちわびる。

学校には教科書とノートの他にもたくさんの教材が私の勉強の助けとなり、
さらにはテレビを使って授業を受けたり、
お昼にはおいしい給食がでる。


先生の
「パソコンがあればな~。」
というつぶやきから、一気にいろんなことを思い出し、
改めて私は恵まれた環境で生まれ育ったなぁと思った。

いや、別にセネガルが恵まれてないわけじゃないと思うけど、
やっぱり、子供はノートとボールペンだけ、先生は黒板とチョークだけ、
っていう教育環境はあまりに最低限すぎる。。。

それで、算数はまだしも、理科や音楽や図工をしろって?
カリキュラムに入ってるから?
60人の子供達と一緒に?

そりゃ無理っていうわ。笑

私だったら先生にならないねー;;笑

てか、多分私、セネガルに生まれてたら先生を目指してない気がする。うん。

私が先生になりたい理由・・・

子供が好きだから?

いいえ、別に子供は好きじゃありません。笑

いや、嫌いでもないですけど、とくに小学校低学年とか、
すぐ泣くし、だっことか言ってくるし、そのくせ偉そうで、いちいち何か話しかけてくるし、
まー可愛いんやけども、毎日触れ合ってたら疲れる。笑

その子供好きじゃない感じが逆に先生に向いてると実習では言われたけど;;w

じゃぁ、なんで先生になりたいか。

一言でいうと学校が好きだから。

いろいろ行事があって、いろんな人がいて、大人も子供もみんな成長できる場所。
なんていうか楽しいやん?w

でも、セネガルの学校には、運動会もないし学芸会もない、もちろん遠足も。
おいしい給食もないし、午後も授業があるときは一回帰って、また登校しないといけない。

なんていうか、魅力がない!笑

でも、先生たちはすごく優しい目で子供たちを見てるときがある。

そりゃぁムチを使うこともあるけど、
それでもやっぱり子供が好きなんやなって思う。

教師という仕事が好きなんやろうなって思う。

私は、日本の恵まれた教育で甘やかされて育ってきたから、
きっと、セネガルの学校が物足りなく感じるんやろな。

でも、子供たちは学校ですごくキラキラしてるし、
先生も陽気だし、
私の大好きなイベントごとは全然ないけど、
なんだかちょっと彼らが羨ましく思えるw


でもやっぱりセネガルだったら先生してないな。うん。笑


でも、この環境で先生たちは教えてる。

実験道具もなく、色鉛筆さえもなく、ハーモニカもない。
だから理科や図工や音楽の授業のできることが決まってくる。

それでも一応なにかしらやってる先生もいる。

結局チョーク1本でできる算数やフランス語の授業時間が増えている気もするけど。


だから、私がいろんな動物の絵を書いて授業をすると、
子供たちはすごく喜ぶ。

絵を見せると必ず歓声があがる。

でも、もし私が担任だったら、こんなことしないだろうなって思う。

教科書がないからって毎回何かの絵を書くなんて、
大変すぎる。

しかも、誰もがみんな絵を描く才能があるわけじゃない。

絵を使って授業をすれば良いなんて、先生はみんなわかってる。

でも、絵がない。

私だって、教師全員分の絵を描くなんて無理だし、
各学校1つとか描いてあげたとして、それがなくなったら?

セネガルが日本みたいにひとりひとり教科書があって、
各教室にテレビがあるような環境になるのはいつかわからない。

それまで続くような教材じゃないと。

となるとやっぱり、先生が作れるような教材を作って、
作り方を教えてあげるのがベスト。

そろそろ自己満足は終わりにしよう♪笑

先生が真似したくなるような教材、授業内容を考えよう。


自分が実際に授業をすることでいろいろなことを感じることができた。

やっぱり、誰かに何かをしてあげようと思うなら、

まず、その人になってみないとわからない。

授業を見てるだけじゃわからない。

話を聞いてるだけじゃ理解できない。

主体者になって初めて気付くことがある。


それに、自分が授業をしてみてわかったことは、
「なんで?」というところに子供はもちろん、先生がすごく食いつく。

例えば、草食動物の目はなぜ左右にあるか、肉食動物の目はなぜ前にあるか、
なぜ、草食動物はひづめを持っているか、
なぜ、肉食動物は犬歯が発達しているか、

なぜ・・・

そう、このなぜが理科では大事なんやと思うけど、
多分、先生は
「草食動物の目は左右にあります。」
「草食動物はひづめを持っています。」

など、その事実をおさえるだけで終わっていたのだと思う。

実際に私に「『なぜ?』は教えたことがなかったから、君の授業はおもしろかった!」と言ってくれた先生もいた。

私の授業をみて、先生たちに「なぜ?」を教えることの大切さ、
子供たちに疑問を持たせることの大切さが伝わってるといいなぁ。


ほんと、私が「なぜ!草食動物は・・・」って話し始めたときの
先生と子供の私への視線は、こっちが恥ずかしくなるくらいすごい!!笑

興味なさそうに横で新聞読んでた先生も思わず顔をあげるからねww

さ~て、自分が授業をすることで気づけたことを、
次に生かさなきゃ!!!!

いつまでも同じことやってられない!

次のステップへ!!

日々、前進!!!!!!!

 
 
 
来週は両生類についての学習をする予定★
そーいやティエスでカエルを見たことない気が・・・
まー川も池もないしな;;
 
と、いうことで、本当はこれも絵で描こうと思ったんですが・・・
 
ふとひらめいたw
折り紙!!
 
折り紙は日本の文化だ~って授業に取り入れてなかったけど、
折り紙ってなんて便利なんだ!
紙を折るだけで動物やら花やら作れちゃうんやもんな!!
 
しかもこれなら、頑張って作り方さえ覚えれば誰でも作れる!
だって、作り方が決まってるんやから。
 
絵は得意不得意あるかもしれんけど、
折り方の決まってる折り紙なら、器用不器用はあるかもしれんけどできるかも!!
 
まー去年、教員養成学校で学生に紙飛行機折らせたらひどいことになったけど;;
 
とりあえず思いついたことは何でもやってみるのが私のスタイル。
 
ぴょんぴょんガエルを作ってみた。
 
これは跳ねるから子供ウケがいいに違いない!!!
 
いやーしかし、カエルの子はカエルではないことをわかりやすく説明できないか・・・
 
おたまじゃくしも折り紙で作ろう!!
 
そしたら間の過程はどうなる?!
 
おたまじゃくしがカエルになるまでの様子がおもしろいのに。。。
 
 
でも、おたまじゃくしに足がはえたバージョンとか折り方知らん!!笑
 
いや、知らんのやったら考えよう♪ヽ(^。^)ノ
 
実は私、大学の時の研究内容・・・「折り紙と数学」でしたww
 
あのころは毎日ひたすら紙を折ってたな~;;笑
 
まさか、あのときの経験がここで活かされるとは!!!!!
 
ぴょんぴょんガエルとにらめっこしながらいろいろ改造してみるww
 
そしたらまーそれなりのものができた(*^^)v
 
これを見せたらみんなどんな反応するかなー??♪
 
楽しみだ(*^皿^*)
 
右から
 
おたまじゃくし
おたまじゃくしに後ろ足が生えたやつ
前足もはえてカエルっぽいけどまだ尾が残ってるやつ
カエル


 
なんかエビ料理が食べたくて
野菜とキノコと一緒に蒸してみた★
 
じゃがいもうまい!大好き♥
中華スープは簡単でおいしい♪

 
小学校で授業の時間まで待ってると、
ふと現れたトカゲくん。
セネガルにはおっきいトカゲがいっぱいいます。
 
両生類の次は君たちの番やから待ってろー!!



最近セネガルも風が変わってきました。
朝晩は涼しくて過ごしやすい♪

これから年末に向けてだんだん寒くなるんやろなー。

日本にいたときは寒いの嫌いやったけど、
今、涼しくなったことにちょっと喜ぶ私ww笑